PLUS COLOR カラーを仕事と日常に役立てるテクニック 第9号
http://school-colorier.com
今回の内容は、「パーソナルカラー」の続きです。
WEBのカラーについてお話しますとお伝えしておりました。
遙か昔のような2月のこと、関西ソーホー・デジタルコンテンツ協同組合にてカラーセミナーをさせていただきました。
修了後の感想などで多かったのは「アナログな視点が大事だと気付いた」というものです。本当にその通りですね。色の基礎の話もさせていただきましたが、みなさんが特に反応されていたのは色彩検定受検者ならご存知の「色の同化」という現象です。
たとえば「赤いネットに入ったミカン」や「緑のネットに入ったオクラ」は赤いネットや緑のネットに同化し、実際より色鮮やかに美味しく見えているというもの。(まあWEBに直接関係ないんですが…)
今日もうちのスクールの6期生の授業でちょうど「同化」をやりましたが、受講生はみんな「騙されていた…」って感じで笑っていました。ということで、色というのは私たちの感覚ですので、物理的なものと
違っている事はよくあることなんですね。
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●パーソナルカラー 「好みの偏り」
これからは、毎回何かしらパーソナルカラーのネタをさせていただこうと思います。
実はここ数ヶ月、私自身「似合うファッション」について、今までにない程考えておりました。
何度か書いて来たのですけど、体型や雰囲気など、持っている要素的には「マニッシュ」なんですが、それゆえに普通のカジュアルファッションが「お兄さん」になってしまうのです(笑)。年齢的にも少しは女性らしさを演出しなくては…と突然焦り始め、「どうすれば気持ち悪くなく、お姉さんになれるか?」ということを追求し始めました。(長い旅になりそうです)
細かい事を挙げていくとキリがないですし、恥ずかしいのでやめておきますが、実感したのは、ファッションのカテゴリには、大分類されるものの「隙間」に微妙なものがたくさんある!という事です。
たとえばフリル。もし今までにフリルの付いた服を着て評判が悪かったり自分自身で「似合わないなあ~」と思った経験があったとしましょう。だからといってフリル全てがダメというわけじゃないんですよね。衿に付いていたらピエロみたいになっちゃうけど、前立ての部分ならアリだったりするわけです。
もし今まで食わず嫌いされていたスタイルがあれば、少しずつ違うものをいくつか合わせてみると、きっと「あれ?意外とイケる」というものが見つかるはずです。思い込みが覆されてファッションの幅が広がることでしょう。
また、私のように「慎重に女らしさを取り入れ中」のタイプとは正反対で「とにかくフェミニン大好き!」という方ももちろんおられます。ここ最近立て続けに「痛い…」と感じる方数名に会いました。
ロマンティックファッションが大好きな30代後半~40代半ばの女性ですが、流行を完全に無視してしまっているのですよね。特にメイク。ロマンティックファッションに合わせると、ついピンク系のメイクになってしまいますが、アイシャドーにピンクをベタッと一色だけでは完全に昔のメイクです。パール感のあるものでグラデーションにすると全然違います。ただ、寒色系のメイクに比べるとどうしても目が腫れぼったくなってしまう点は否めませんので、一重瞼の方は要注意です。
ということで、今回はこのくらいにして失礼いたします。
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