2ヶ月ほど前に、色彩検定協会より連絡をいただきました。
「山梨県立大学様より、90分の単発講義の依頼があった。山梨県内に認定色彩講師がいないのと、ご希望が色彩学の堅い内容よりパーソナルカラーを中心にした楽しいものとのこと。まだ比較的近い(八王子市)でパーソナルカラーも詳しい田中さんなら引き受けてもらえないか?」とのことでした。
タイミングが違えば、正直お断りしてたかもしれないのです…。電車で行くには遠いし????
COLORIERの業務執行社員(株式会社で言うと取締役的な)T氏に確認したところ車を出してくれるということでした。
また、色彩セルフケア協会様との協業でソウルカラー®︎エッセンスカラー講座を行う中、今まで以上に色彩のチカラの重要性を感じているので…このお役に最もふさわしいのは、私以外に居ない❗️という気もしまして笑
お引き受けしました。
これからの日本を支える、介護福祉士志望の8名
担当の前川先生とメールやzoomにて事前打ち合わせ。
山梨県立大学人間福祉学部 福祉コミュニティ学科の中で介護福祉士を目指す1年生8名の皆さんに向けた内容です。前川先生曰く「他者を支えたいという志ある彼女たちなので、色を活用して楽しんでほしい」とのこと。
色を活用する、というお考えをなぜお持ちになられていたのか❓お訊きしそびれましたが…。
先生の熱い想いに共感し、ぜひ❗️という気持ちが強くなりました。
講義だけより、診断体験❗️
「診断ではなく、講義をお願いしたい」と最初言われたのですが
「8名なら、少しずつだけど全員の診断は何とかできます。講義だけよりも診断した方が断然楽しいですが…」とお伝えすると「確かに、実践に勝る学習はないですね❗️ぜひお願いします」と回答いただきました。
そんなわけで、テキストは15ページ。
色彩学基礎→パーソナルカラー理論→診断→色彩心理
深堀できないページは、後から見直してもらえる事を想定して制作しました。
さて、いよいよ14日が講義当日。朝一番冷え冷えでしたがお天気に恵まれ、気温も上がってまいりました。
長野方面に高速で向かう途中「あれが甲府盆地かぁ〜」と眺めるだけだった甲府市の平らな面へと上陸しました????
最近、写真撮影をすると小太りのオバサンが割り込んできます… え、私か????
最近買って今のところお気に入りのボトムなんですが135パーセント増な感じに見えるので、寿命は短い気がします。自分が痩せたらいいという話もありますが…。
大学の前から富士山が近いです。建物とか全部どかしてしまいたいですね…笑
30分前に教室に入室して準備。前川先生に「先生もいかがですか?」とお訊きすると「お願いしまーす????」とのことで、すぐ学生さん来られたので少しだけでしたが…Summerさんでした。
鏡の高さを調整するのに、教科書をお借りしたのですが…
えっ、教科書分厚過ぎん❓???????? 改めて尊敬の念ですね。
20年の経験によるワザで?
色彩学の基礎と、パーソナルカラーの理論について講義した後、診断の実践を行なっていきました。一人当たりにかけられる時間は4分半くらい❓そこは、豊富な診断経験からできる技でございます。ケープは自分の番が来る時につけておいてもらうなど皆さんに協力してもらい、時短で次々診断していったので
「え?もう最後?」と驚きの声が上がったくらいでした笑
画像を確認したら、やはりパーソナルカラーにあった色とそうでない色では明らかに顔色が違うのがわかります。途中から、動画も撮影してたので後で振り返って復習できることでしょう❗️
19歳と並んで撮影されるのはマジで辛いものがありましたが…。仕方がないですね????
駆け足の90分。ずっと立っていてしゃべりっぱなしでしたが…。若いエネルギーのおかげか、不思議なほど疲れがありませんでした????
「成人式の着物選びにも役立てます」という声や、授業後「このリップの色は…どうですか❓」と訊いてくれる学生さんも居たり。
パーソナルカラー診断は私にとってコミュニケーションツールでもあったなぁ…という事を再認識しました。
また、業務執行社員Tは自分の診断と、COLORIER社員である男性陣の簡易診断に立ち会った経験はあるのですが、女性に対しての診断を初めて見たので「女性たちがどういう所に興味があって盛り上がるのかわかった」と興味深そうでした。
貴重な機会をいただき、ありがとうございました????
学生さんや、企業様の福利厚生などでもパーソナルカラーを活用いただければ良いねと話しつつ八王子までの帰路に向かいました。