友人のA子と会う約束をしていた週末。
A子は横須賀在住なので、どこで会う?は割と重要問題なのですが…
高校時代からのお友達が、港区のマルシェに出店するのでそこに行きたい、と。
聞くと、今は生駒に住んでおられて
地元である奈良県宇陀市のブースで出店されるらしい。
てことで、田町駅でA子と待ち合わせ、高層ビルに挟まれた小さな「プラタナス公園」のマルシェに。
A子のお友達のナナさんは、本業はアロマセラピストでありインストラクターとのこと。
宇陀市のことは全く詳しくないのですが…
日本書紀に推古天皇が薬狩り(薬草採取)を宇陀市で行ったという記録があるそうです。
「推古時代の薬狩り」という壁画が「星薬科大学」という品川にある大学にあるらしく…
創設者は「星新一」のお父上であると。
星薬科大学のことは完全に初耳だったんですが、星新一は小学生の時に初めて自分で買った小説本。
ショートショート小説、大好きでした。つい先日「ボッコちゃん」という小説の話題をしたところでした。
それはさておきまして、ナナさんはアロマの精油として使いたくて「大和当帰(やまととうき)」の栽培に関わり始めたそうです。そのマニアックな精神、個人的に好きです。
大和当帰って、奈良の人でも知る人ぞ知るっていう印象でしたが、
それもそのはず、昔から根は生薬として使われてきたものの、
葉の部分を食しても良くなったのはほんの8年前とのこと。知らんかった。
私は3年前くらいに食したことがあるんですが、割と早い方だったとは(笑)
生薬としては、特に冷えなど女性的な悩みに効くようです。
精油を作るには、かなりたくさんの葉が必要なので、高級精油であるローズ以上のお値段とのことでした。
ちなみに、大和当帰はセロリに似た味です。
私は、パクチー苦手、ミョウガ、ゴマの葉は苦手で シソとセロリは好き。
大和当帰は一層好み分かれる味と思いますが私は好きです。
A子が、「カラーの仕事をしている」と紹介してくれたのですが
「アロマの勉強でも色のことがたくさん出てくる」とのことでした。
私もその昔、アロマの勉強をして資格を取ったこともあるんですよね…。
アロマは突き詰めるところまではいきませんでしたが
色、チャクラとの関係なんかすごく興味深いです。
そんなわけで、数十分の立ち話で、なんかすっかり濃い話をお聞きしました。
お塩とお茶を買って帰りました!