PLUS COLOR カラーを仕事と日常に役立てるテクニック 第10号
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今回の内容は、「パーソナルカラー」の続きです。
●建築業界の方カラーの悩み
あるご縁で、今後建築関係の方とお仕事をさせていただく事になりそうです。
先日、さっそく打ち合わせ一件行かせていただきました。一度面識のある不動産会社の社長さんに物件を見せていただきましたが、社長さんの外見や年齢からの想像を裏切るような（失礼！）、お洒落な賃貸マンションを何軒も建てておられていました。
ただ、そんな中でマンションの表札の色が意外と見づらかったり、（これは壁の色と文字の色が共に薄い色だったため）施工管理のプレートが目立ちすぎていたりする事もあるようです。
この社長さんはその点に気がつくところが素晴らしいですね。このような視点はどんな業界でも言えることではないでしょうか。娘ほどの年齢の私に対して、車で移動中、耳の痛いお話もたくさんありましたが、事業を成功させるにはやはりそれなりの「視点」が必要だと改めて思いました。
例えば飲食業についてのお話では「何年かやっていれば必ず内装は古くて不潔になってくる。それを見越して売上げを置いておく事ができるか、儲かったら全部使ってしまうかでは全然違う」など…。確かに…。
私もいろいろと痛い所を突かれまくりでした。カラーに関してこの社長さんの弱点を見つけ、唸らせてやろうと目論んでいます（笑）
とはいえ、今まだ見積段階ですが、今後の経過についてお伝えできることがあればお伝えしていきたいと思っています。
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●パーソナルカラー 「変身」
おかげさまでカラー診断には多くの方にお越しいただき、紹介してくださる機会も増えてきました。
ここ二ヶ月間で印象的だった診断は、男性の友人とそのガールフレンドです。この業界の大先輩であるKさんも言っておられたので、業界全般がそうなのかはたまた「ウインター」タイプの私の作成したサイトに惹きつけられるものがあるのか…診断に来られるのは圧倒的にブルーベースさんが多いです。
そんな中、その彼女は久々にスプリングタイプさんでした。来られた時の服装は霜降りグレイのカットソー。第一印象で「顔色が悪いなあ～」と思ってしまいました。友人からは「おとなしい子」と聞いており、何となくサマータイプさんを想像してましたが、明るい茶色の髪も似合ってるし、どうもスプリングさんではないかと診断した結果、やはりそうでした。普段使っているメイク用品を見せていただくと、ダークブラウンなど、暗い色ばかり。まだ20代前半の彼女はもっと明るい色を使っても良いのに…。
そんなわけで、スプリングさんにお勧めの明るい黄色や黄緑のアイシャドーとコーラルピンク系の口紅やチークでメイクをしたあと、再度ドレープを充てて行きました。
すると…（ビフォーアフターならここで「何ということでしょう！」というナレーションが入っても不思議ではない 笑）スプリングの黄色やオレンジのドレープを充てた彼女は「発光してる？」「電球変えた？」くらいに明るく輝いてるではありませんか！これには彼も「180°変わりましたねえ～」と大きな目をさらにまん丸にして驚いていました。
こんなに明るい色が似合うはずの彼女が気に入って着ていたお洋服は無彩色ばかり。深い事はわかりませんが、きっと心理的に無彩色を求める理由があったのでしょう。彼には「明るい色が似合うとどんどん誉めてあげてね！そうすれば少しずつ自信が出てくるから。これからどんどんキレイになって誰かに取られないように注意してね」と、要らぬアドバイスまでしてしまいました（笑）。
最近診断に来られるお客様にも「同僚が診断を受けて、服やメイクの色がガラリと変わった」というお話をよく耳にします。素敵な変身をこれからもお手伝いしていきたいと思います。
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