コロリエのロゴマーク

コーポレートカラーというのは、企業の理念などを表した独自の色のことで、ロゴマークなどに使われています。
例えば青というのは「信頼」や「誠実さ」「クリーン」さの象徴であり、赤は「情熱」や「エネルギー」「強さ」など。
もちろん、ただ何となく決められたCIカラーというのもたくさんあるかと思いますが…。

私自身の事になりますが、グラフィック(平面)デザイン関係のお仕事をしていた期間が長かったので、スクールを始めようと決めた際、真っ先に考えたのは屋号そしてロゴマークでした。

コロリエというのはフランス語で「彩色する」というような意味があります。
色彩の勉強を始めて間もない頃、配色の中で「トリコロール」や「ビコロール」というのを学びました。トリコロールと言えばフランスの国旗の色が有名ですが、色彩学上ではフランス国旗に限らず、メリハリのある3色の配色を全て含みます。
トリが「3」 コロールが「色」の意味と知り、それまで自分の中では「トリコ/ロール」というパンの名前のように認識しておりましたので驚いた事を覚えています(笑)。
そして印象に残っていた「コロール」というのを、屋号に使いたいと考えたのですが、図書館でフランス語の辞書を調べていると、コロールは単独で使うのは文法的におかしいようでしたので、近い意味のコロリエに決めました。2002年の秋頃の話です。懐かしいですね~。

それからどんな色にするのか?ということですけど、最初赤系で一色というのも考えました。またロゴの書体もどうしようかとあれこれと悩みましたが、既成のフォントの中には「コレ!」というのが見つけられなかったので、手描きをしたようなデザインに決めました。グラフィックソフトのillustratorで、筆文字のような線を描くことができるのです。
また色も、カラースクールを1色で表現することは難しいと思い、ベタかも知れないけど虹の7色を使うことにしたのです。
虹の色ではありますが、「黄色」は使っていません。黄色は白地に乗せると可読性の悪い色、つまり読みづらい色なのですね。ですので黄緑に振った色にしました。

話は変わりますが、「起業しよう!」と考えた人がまず取る行動はどういうものがあるのでしょうね。人によってはとにかく挨拶回りなどの具体的な行動だったりするかも知れません。ロゴマークがない個人事業もあるでしょう。 その辺りに、人それぞれのこだわりや考えが現れているような気がします。
私自身どちらかというと「自分」が褒められるよりも「作品」であるサイトを褒めていただいたりすると結構嬉しいです☆ (2010年12月)

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