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 PLUS COLOR カラーを仕事と日常に役立てるテクニック   第4号

                     http://school-colorier.com

今回の内容は、前回とはガラリと変えて「パーソナルカラー」についてです。
理論はいろいろありますが…。誰にでもできる!?似合う色の見つけ方です。
今日も長くなりますので、お暇なときにお読みいただければ幸いです。。。

●●「パーソナルカラー。間違いのないお洋服の色選び」
このメルマガをご購読いただいている皆さまでしたら、「パーソナルカラー」という名前を聞かれた事は、きっとおありだと思います。
私の場合も、最初は「誰かに似合う色を見つけてあげる仕事がある」と知り憧れてカラーの勉強を始めたのです。(ちょっと方法間違えて、遠回りしましたが 笑)
パーソナルカラーコンサルティングは、もともとアメリカから入って来ました。
その考えのベースとなっているのは、スイス生まれで美術教師であった、ヨハネス・イッテンという方の理論なのですが、(他の説もあります)人間は、自分が持っている外見的な要素(髪・瞳・肌の色など)や内面的な要素(性格)と共通性がある色を無意識に好む。
その色は外見的にも調和し、その人を引き立ててくれる、という考えです。
色のタイプは大きく4種類に分けることができ、四季の名前がつけられています。
春の色は、新緑をイメージさせるような、あたたかく黄みがかった明るい色。
夏の色は、紫陽花のような、スモーキーで青みがかった色。
秋の色は、紅葉をイメージさせる、あたたかく黄みがかった深い色。
冬の色は、椿の花と葉、原色、モノトーンといったメリハリがある青みがかった色。
正確な診断を希望される方は、もちろんパーソナルカラーコンサルティングをお受けになれば良いかと思います。
ただ、パーソナルカラーのシステムには、アメリカから入ってきて20年ほどの間に、色々な流派(?)に分かれており、その内容は結構違っています。それで、「あっちではサマーと言われたのに、こっちではスプリングと言われた」など、診断の結果が異なって振り回される場合もあります。
では、「どっちが正しいのか?」という判断は、色をどのようにグループ分けしているか、どの色はどのシーズンの色か、という見分けがつかないとなかなか難しいのですが…。
私が今まで診断させていただいた中で大抵の方は、持っているお洋服の半分くらいは「正解」の色のようです。反対に、似合わないシーズンの中から「この色の服持ってる…」という悲壮な声ももちろんあります。(逆に、百発百中だったとしたら「なーんや、全部合ってたわ。来て損した」ということになるのではないかと… 笑)
私が毎回のようにお客様にお伝えする、経験に基づく「似合う色」のお洋服を買う方法です!これが、当たり前のようで、みなさん聞いて確かに…という表情をされます。(※あまりに照明が暗い、黄色っぽいお店では、正確な判断が不可です!自然光に近い照明を使っているお店でトライしてください)欲しい洋服を鏡の前であてて見てください。ピンと来た色はOKです。以上。…って、ふざけているかと思われそうなので、もう少し詳しく。。。
「似合う色」なのですが、正確には、シーズンによって、「似合い方」が異なります。とにかくお肌が白くて透明感が増して見える場合や、健康的で親しみやすい感じがする場合など…。
性格的なこともあって面白いのですが、それは次回に。似合う色の場合、パッとお顔が輝くような感じがあります。そして、服の色だけが浮いて見えることなく、お顔を引き立ててくれます。だめな色は、お顔と同化してしまう色です。なーんだか、ぼんやりします。例えば、黒や白が似合うタイプの人は黄みの強いベージュ系が相対的に苦手。…のはずですが「無難な色」なので、好んで着られる方も結構おられます。この方たちは同化している=合っていると思っていたとおっしゃいます。同化する色というのは、極端に言えば「裸みたいに見える色」です。強い思いこみがあった場合の軌道修正はやや難しいのですが、そんな場合はともかく、「迷って買ったけど後でやっぱり着なかった」と悔やむ事が多い方の場合にはかなり有効です。
迷ったら、買わないでください!!
例えば、デザインが気に入った!今年の流行!松嶋菜々子が着てた!etc.…なんていう理由でお洋服を手に取りますよね。そして鏡の前であててみられたり、試着される事になるでしょう。でも、ダメな色の場合は、ピンと来ません。「あれ…?」っていう感じです。
でも、どうしても欲しい!二度三度あててみます。そんなお洋服は、大体、失敗です。そうこうするうちに、店員さんが近寄ってきて、お似合いですと言います。カラーの知識のある店員さんは少ないでしょうから、「誰にでも似合う」色なんてないということがわかりません。
で、買ってしまいますが、タンスの肥やし。似合う色の場合は、一回あてただけで、「コレ!」って感じがします。また、同じ色ばかり買ってしまう(※単純に無難という理由を除く)…という場合、その同じ色は似合う色である可能性は高いです。逆に、「たまには違う色を…」と冒険すると失敗します。
良い冒険をするには、ご自分のシーズンを見つけて、同じグループの色を探すことですが、具体的には、また次回お話します。次回までに「この色は似合うと自信がある!」という色を探しておいてくださいネ(笑)!
…って、宿題を出すのは職業病かな。では、今回はこのへんで…失礼します。
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